皆さん、おはようございます。
メディアカウンセラーのおかちんです。
各地で雨が降る中、いかがお過ごしでしょうか。
僕が住む広島では、数年前の西日本豪雨災害や広島土砂災害を思い出させるような雨が降りました。
ひどい状況にも関わらず、なぜか夕方だけ日が差し込み、濡れた傘を持ち歩く人で溢れていた昨日です。
さて、今日は不安定な天気の中、2021年も折り返しを過ぎたということで、上半期を自分なりに振り返っていこうと思います。
そして、下半期にどんなことをやっていきたいのか、少しでも一緒に活動する人が増えたらいいなと思って書きます。
メディアリテラシー教育について
2021年上半期は3回ほど、学校にお邪魔し、電子メディアに関する出前講座をさせていただくことができました。
学年も幅広く、生徒〜学生まで、様々な工夫をしながら、電子メディアに関するお話をさせていただきました。
文部科学省が提言するGIGAスクール構想の影響もあってか、学校や保護者はもちろんのこと、子ども達も新しい学び方に興味深々でした。
特にこれから活動をしていく中で、重要だなと思ったのは、
①「スマホ、ゲーム、タブレット=ダメ。危険。」という考え方を変えていく。
②新しい学び方の推進
この2つかなって思います。
①「スマホ、ゲーム、タブレット=ダメ、ゼッタイ。」という考え方を変えていく。
出前講座をしていると、必ず「スマホ、タブレットは危険だからやめさせるべき」という考えと向き合います。
僕は「使い方次第」かなって思います。
よく例えられる包丁と同じで、使い方次第で、人に役立つことにも、人を傷つけることにもなると思います。
使っている中で、「絶対安心」はないですし、スマホやタブレット、ゲームは一ツールであることを忘れてはいけません。
また、物を買って、「はい、おしまい。」でもいけないと思うんです。
確かにこういった機械の操作は、大人よりも子どもの方が早く覚えたり、大人が教えてもらう場面はあるでしょう。
僕も講座中に、子ども達との信頼関係を深めるために、「今、流行っているもの」とか「最近使ったアプリ」など聞くようにしています。
半年前に流行っていたものが、いつの間にか別のものになっていたことはよくあることですし、大人が全て学んで理解することは難しい。
だからこそ、操作や機械の使い方自体は、子どもから教えてもらうことはあってもいいと思います。その代わり、大人だからこそ教えることのできるコミュニケーションの取り方やリスク管理は、普段の会話や生活の中で実践してもらえたらと考えています。
そのパイプ役として、僕がいるわけですし、どうしようって思った時にはすぐに相談してもらえたら、僕としても嬉しい限りです。
②新しい学び方の推進
これからの教育や学び方は、今までの学び方とは方向を変えて、より実験的に、今までの研究を見ながら、仮説を立て、実践していったらいいのかなと思っています。
昭和・平成の時代は、パソコンの授業といっても、学校ではそこまで時間もなかった。僕自身、周りの環境もあって、割と独学で学ぶことの方が多かった印象です。
令和となった今、パソコンやタブレットを使って、仕事をするのは当たり前になってきています。また、今まで経験則で語られてきたことが可視化、再現可能なデータとして取得できるようにもなってきています。
そうなってくると、教育の方法についても、ここ数年で変化していかなければいけないのかなって思います。
冒頭でも述べたGIGAスクール構想やプログラミング授業が導入されることを考えると、テクノロジーと共生していく社会に順応していけるように今のうちから学んでいく必要があります。
「そもそもテクノロジーや専門用語がわからない」
「どこで学んでいけばいいの?」
そんな時は、ぜひご相談いただければと思います。
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(写真提供:箱山康子さん)
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