今日は、私自身がメディアに関わる中で経験した災害報道の現場での葛藤、そして学んだことについてお話しします
読んだ感想やコメントをぜひお寄せください。
誰かの心に寄り添うヒントになれば嬉しいです。
2014年広島土砂災害〜情報を届けたい一心で動いた日々〜
2014年8月20日、広島市安佐南区・安佐北区を中心に土砂災害が発生しました。
多くの方が命を落とし、広島全体が深い悲しみに包まれる中、私は大学のスタジオで災害放送に携わっていました。
スタジオには私と先輩1人だけ。
先生もいない状況で、マニュアルもなく、頼れるのは自分たちの経験と知識だけ。
限られた情報をまとめ、一生懸命放送を続けました。
翌日以降は役割分担を細かく決め、より多くの人に正確な情報を届けられるよう努めました。
「SNSを信じるな」との厳しいバッシング
災害放送では、X(旧Twitter)から得た情報を確認し、現場の人とコミュニケーションを取りながら、状況を伝えていました。
しかし、一部で「不確かな情報を放送に使った」と切り取られ、批判の的に…。
リアルで知り合いだった人からも誤解されたことで、人間不信に陥りました。
「自分がやってきたことは意味があったのか…?」
そんな思いに押しつぶされそうになりました。
子どもたちとの出会いが変えた「メディア観」
責任感だけで足を運んだ被災地。
梅林地区の小学校で、心を揺さぶられる出来事がありました。
テレビ局が被災した子どもたちに次々とインタビューを続ける中、怯え、小さな体を震わせる男の子の姿を目にしました。
その瞬間、私は自問しました。
「自分がなりたかったメディアの一員は、こんな姿だったのか?」
その後、私は子どもたちと一緒に土砂に汚れた家の壁を洗い流す作業をしました。
心に寄り添いながら「子どもたちの安心を守る存在でありたい」と強く思った瞬間でした。
災害報道で学んだ「メディアの本質」とは
被災地での経験を通して、「情報を伝える」だけでなく「人に寄り添う」ことの大切さを痛感しました。
かつてラジオに助けられた自分が、今度は子どもたちにとっての支えになれる存在でありたいと決意しました。
「しんどい経験」が未来への力になる
災害が起こるたびに、被災地で出会った子どもたちの顔を思い出します。
そして、あの経験が私にとってどれほど大きな転機だったかを実感します。
「人の声に寄り添い、伝える」
それが私がこれからも目指し続ける道です。
この経験を通じて学んだことを、こうして少しでも多くの人に伝えていきたいと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。この記事が、誰かの心に響くものであれば嬉しいです。
感想やコメントをぜひお寄せください。一緒に「寄り添うメディアの形」を考えていきましょう。
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